今年始めたこと

今年の1月から日本画の教室に3か月間通い始めました。2週間に1度なので、まだ日本画を描いている気にはなりませんが、体験レッスンに行ったときに、顔彩という固形の絵具を使って燕子花を描いてみました。

尾形光琳の燕子花絵図の模写だったので、自分の作品というかんじではありませんが、初めて何かをする経験って、新鮮でなかなかよい感覚だと思います。

尾形光琳の絵は、学生時代の歴史の教科書や資料集などで見たような。でも、こんなに近くで見たことないし、ましてや描いてみたことなんてないなーと思って、花びらはこんな風に描いたんだーとか、絵の線は墨で縁取られていて、一定の太さで描かれた鉄線描(てっせんびょう)だけではなく、線にも種類があって、一定の太さや濃さで描かれていない表情のある肥痩線(ひそうせん)でガクの部分が書かれてぷっくりしていたりするのを発見し、じっくりよく見てみると知らないことばかりだということに気づきました。

日本画に興味はなかったのですが、ひょんなことから始めることになり、絵の見方なども変わってくるのかなぁと思う、今日この頃です。

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